法律文章・接続詞のルール (3)「とき」と「時」

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法律文章のルール 日本語編
接続詞のルール (3)
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「場合」と「とき」と「時」

契約文や法律文においては、条件がひとつのとき、たとえば

「当事者のいずれか一方が本契約に違反した場合、他方当事者は、本契約を解除する
ことができる」

というように、「場合」を使います。

条件が二つ以上のときは、「場合」と「とき」を使います。

例:
「当事者の一方が本契約に違反した場合においてその違反が30日を経過しても是正さ
れないときは、他方当事者は、本契約を解除することができる」

大きな方の条件に「場合」を使い、小さな方の条件に「とき」を使うことになっています。
これは法律文でも契約文でも同じです。

これに対し、時間的な表示の場合には「時」を使います。

例:
「被相続人が死亡したときに同人が有していた財産をもって相続税の対象財産とする」

「時」は、条件を示すためには使いません。

 

(Babel University  『法律文章日本語表現ルールブック』より)
c Babel University 2009

 

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